2018年が始まりました。明けましておめでとうございます。
2017年が良い年だった方は、本年も良い年になりますように…
2017年に不運があった方は、本年が幸運の年になりますように…
新たな年が、全ての皆様方にとって、笑顔に包まれる日、健康で送られる日の多い1年になりますように。
懸命に生命の“電池”が切れるまで、己の生涯を貫き通そうとする人がいる一方で、
容易く、本人の意思とは関係なく、命を絶たれてしまった人がいます。
その最悪の報に接した時、あなたはどんな事を思うでしょうか‥‥?
悲痛な叫びが誰にも聞こえないまま。
助けを呼ぶ声さえ発せないまま、不条理の凶行に倒れた人たちの声ならぬ声が‥‥
本数字は、平成29年都道府県別 殺人事件等被害死亡犠牲者数です。(警察庁発表の犯罪認知件数とは異なります)
~表の数値の読み方~
◆この数字は、死亡者数(被害者数)のみを単純集計しています。事件発生後、病院等で死亡が確認された場合も加えています。
(全国ニュース、全国ウェブニュースチャンネル、各都道府県の新聞報道、ニュース配信会社の配信報道:時事通信などより毎日加算集計)
◆強盗致傷、放火、自動車事故(殺人と認定された1件のみ含む)等は含まず。
その後不起訴になった事案も被害者が死亡している場合は、いずれかに含む。
◆殺人未遂や暴行傷害について…
被害者がその後死亡した場合は各項目に加算していますが、重体や意識不明の場合は加算しない。
小児は15歳未満又は中学生以下。虐待は死亡した場合のみ。児相預かりも含まず。
◆無理心中について…
一方が他方を殺害後に自殺した場合は、1件の殺人と1件の変死体と見なす。
但し、煉炭自殺や同時入水死は自死とし、カウントしない。
◆死体遺棄又は死体放置とは…
ご遺体発見時、病死や老衰で死亡したにも関わらず、死亡届未提出の場合、及び事件性があり殺害され埋められたり、死体を損壊、又は放置された場合。
証拠隠滅目的の為発見困難な場所に隠匿した場合。
◆変死体とは…
ご遺体発見時、既に白骨化し、身元も死因も特定されない場合、及び事件か自殺か事故か不明の場合。電車等への飛び込み及び高層階からの飛び降りは含まず。
尚、加害者や容疑者がその後、不起訴や処分保留になった場合は、殺人事案は変死、暴行・虐待死はそのまま、傷害致死もそのままカウントしています。
(殺人未遂・傷害致傷を加えた場合は、総合計が1000人以上となりますが、立件されない場合も多く逮捕だけでは判断できない)
順位は敢えて掲載していません。
凶悪犯罪、及び殺人・傷害致死・暴行死ともに毎年、減少傾向にありますが、
昨年は親族や家族による殺人事案が多く発生しました。
またこれらの事件の最多発生月は、2017年7月と8月と12月の各41件。一昨年の最多は2016年7月の44件で、お酒を飲む機会の増える盆と年末に多く発生しています。
高齢化に伴う先行き不安や、認知症・介護疲れも多く発生しました。
しかし、親族間の殺人事件が『0』と言う県も多くあります。
そうした地域は何が他と違うのかを真摯に見つめ直す事で、高齢化社会のミチシルベになるのかもしれません。