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聖マリアンナ医大精神科医、新たに指導医3人処分へ

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今年4月20日に、聖マリアンナ医科大病院(私立・神奈川県川崎市宮前区)の神経精神科の医師が、「精神保健指定医」の資格を不正取得したとして、厚生労働省は「医道審議会」医師分科会精神保健指定医資格審査部会の答申を受けて、医師11人とその指導医9人の計20人に対し、資格を取り消す処分を決定した───。

聖マリアンナ医科大病院指導医師資格不正取得
2015年4月20日、聖マリアンナ医科大病院で精神保健指定医資格を不正取得が発覚。
医師11人とその指導医9人の計20人の資格取り消し処分!


その後も厚生労働省は、全国の医療機関の精神保健指定医の申請内容について、可能な範囲で調査を実施して来た……


そして又しても、聖マリアンナ医科大病院について、医師が重い精神障害がある患者の強制的な入院が必要かどうかなどを判定する、「精神保健指定医」の資格を不正に取得していたとして、新たに3人の医師について資格を取り消す処分が妥当だという結論をまとめた。
3人については19日付で指導医の指定が取り消される。


聖マリアンナ
更に追加発覚した精神保健指定医の資格を不正取得に加担した
指導医3人がいる聖マリアンナ医科大病院。

聖マリアンナ医科大病院指導医師資格不正取得


3人は聖マリアンナ医科大病院に勤務する指導医で、長田賢一准教授と宮本聖也准教授と丸田智子講師。
【氏名公表は2015年06月17日22時07分の毎日新聞電子版に掲載を転載】

これで聖マリアンナ医科大病院の精神保健指定医の資格取り消しは、4月の20人と合わせて23人となった───。


聖マリアンナ医科大病院指導医師資格不正取得
厚生労働省医道審議会の発表。



精神保健指定医になるためには、8人の患者の診療リポートをまとめ、指定医の資格を持つ医師(上級医)が指導役として署名をし、厚生労働省に提出するが、4月の段階では11人の医師が指定を取得するため、自分が診察していない患者のレポートを提出するなどして国の審査を受けていた。
その後、大学や厚生労働省が調査を行ったところ、先の9人の指導医以外に、新たに3人の医師が不正を行った医師の指導に当たっていた事が分かったと言う。

厚生労働省は、病院が組織として、不正に関与した確証は得られなかったとしているが、他にも不正取得がないか調査を続けるとしている。



全国で臨床精神科医が不足している現状は分かるが、
自ら患者の状態や病態を知ろうとしないで、精神疾患の患者の心の奥底にある
深遠難解な心的苦痛や苦悩を洞察する力が培われるとは思えない・・・。

こうした精神科医が蔓延する事で、
入院設備の無い精神科クリニックが増えているのかもしれない。

優秀な医者は、1日して成らず。
自分で診察し、経験を積み重ねるしか、
閉ざされた心の根底を見極める精神科医は育たない!



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