October 10, 2015, 3:07 am
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October 16, 2015, 11:15 pm
ブログ記事内に神奈川県の相談件数でデータ不足がありましたので、修正しました。神奈川県は第2位となります。
記事引用元 : 日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG07HAG_Y5A001C1CC0000/
全国の児童相談所が昨年2014年度に対応した児童虐待の件数は、前年度比20.5%増の8万8931件(速報値)にのぼり、過去最多を更新した事が10月8日、厚生労働省の集計で分かった。
1990年度の集計開始以来、24年連続の増加で、初めて8万件を突破した。
平成25年度は7万3802件で、平成26年度は8万8931件と、1万5000件以上の大幅増加となっている。
都道府県別では、大阪が1万3738件で最多。神奈川、東京、埼玉、千葉と続き、上位5都府県で全体の半数超を占めた。
そこで発表された数値をもとに、平成26年度中に、全国207か所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数を、多い順に都道府県別に表示してみると‥‥。
都道府県順位には、政令指定都市相談数と児童相談所設置市(中核市)相談数と都道府県相談数を合算した相談件数が、各都道府県の相談総件数となります。児童相談所での児童虐待相談対応件数(件/都道府県別順位)- 大阪府(13738)=内訳『(大阪府7874)+(大阪市4554)+(堺市1310)』
- 神奈川県(10190)=内訳『神奈川県(3290)+(横浜市3617)+(川崎市1639)+(相模原市951)+(横須賀市693)』
- 東京都(7814)
- 埼玉県(6893)=内訳『(埼玉県5600)+(さいたま市1293)』
- 千葉県(5959)=内訳『(千葉県5173)+(千葉市786)』
- 愛知県(5157)=内訳『(愛知県3188)+(名古屋市1969)』
- 広島県(3015)=内訳『(広島県1850)+(広島市1165)』
- 北海道(3014)=内訳『(北海道1855)+(札幌市1159)』
- 兵庫県(2679)=内訳『(兵庫県1868)+(神戸市811)』
- 静岡県(2132)=内訳『(静岡県1184)+(静岡市511)+(浜松市437)』
- 京都府(2049)=内訳『(京都府1098)+(京都市951)』
- 福岡県(1952)=内訳『(福岡県951)+(福岡市547)+(北九州市454)』
- 長野県(1638)
- 奈良県(1567)
- 宮城県(1367)=内訳『(宮城県802)+(仙台市565)』
- 茨城県(1258)
- 新潟県(1227)=内訳『(新潟県814)+(新潟市413)』
- 三重県(1112)
- 滋賀県(1004)
- 岐阜県(996)
- 大分県(970)
- 熊本県(931)=内訳『(熊本県446)+(熊本市485)』
- 栃木県(931)
- 群馬県(920)
- 和歌山県(887)
- 青森県(834)
- 石川県(737)=内訳『(石川県420)+(金沢市317)』
下位10県。- 山形県(343)
- 富山県(309)
- 長崎県(301)
- 秋田県(285)
- 山口県(270)
- 鹿児島県(247)
- 高知県(235)
- 佐賀県(190)
- 島根県(178)
- 鳥取県(82)
厚生労働省は件数増加の要因として‥‥
▽2013年に被害児童の兄弟についても虐待の対応をするよう各自治体に通知した。
▽子供の前で配偶者に暴力を加えたり大声で怒鳴ったりする「面前DV(ドメスティックバイオレンス)」による心理的虐待の通告が警察から増えた。
などを挙げている。
確かに、児童虐待発生時や認知時の報道が、敏感になっている事や、おかしいと感じた周囲の人々からの通報が増えているのも、件数が急激に伸びている要因かもしれない。
しかし虐待によって死亡した児童36人のうち、実母が加害者だったのが16人と最も多いのは何故なのか?
しかも死亡事例で最も多いのが0歳児で、最多の61.1%を占めた。
子供の泣き声に、母親や父親が慣れていなくて、カッとしてしまう傾向が、年々増えている。
あなたのまわりに「虐待を受けたと思われる子ども」がいたら、速やかに最寄の児童相談所、市町村、福祉事務所へ連絡(通告)して下さい。
虐待を疑わせるサイン
•子どもが繰り返し叩かれ、罵られ、怖がっている。
•暗くなっても家に入れない子どもがいる。
•叩くような物音や、子どもの叫び声、泣き声がする。
•不自然なあざや切り傷、やけどなどがある。
•衣服や身体が不潔である。
•基本的な生活習慣が身についていない。
•親の養育態度が過度に厳しい。
•子どもがケガをしたり病気になったりしても、医者に診せようとしない。
•親が小さな子どもを置いたまま、しょっちゅう外出している。
通告は子どもを守るためのものです。 虐待を発見(疑われる場合も)したら、勇気をもって連絡してください。
連絡(通告)が間違いであっても責任は問われず、秘密も守られます。
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October 21, 2015, 2:06 am
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October 28, 2015, 7:45 am
AED(自動体外式除細動器)での救命処置が行われたものの、救えなかった女子高校生の命───。
亡くなった女子生徒は、9月中旬にも強歩大会の練習中、校庭で倒れたと言う。この時は意識があり、その後、病院で検査をしたが異常は無かったと言う。
埼玉県では3年前にも、生徒が突然死している。
その埼玉県で再び起きた悲劇‥‥、何故、教訓は生かされなかったのか?
埼玉県さいたま市にある埼玉県立大宮高校で10月16日、毎年恒例の行事「強歩大会」に参加した2年生の女子生徒が、ゴール手前で倒れ、翌日に死亡した。
強歩大会は、体力や精神力の向上を図るために、全学年の生徒およそ1,170人が参加し、学校近くの荒川沿いで行われ、男子は16.5km、女子は13km先のゴールを目指した。
死亡した女子生徒は、ゴールの手前およそ1.6kmの地点で倒れた。
強歩大会は、女子が走る17カ所に観察ポイントを設け、80人以上の職員が配置されたほか、給水ポイントも1カ所設置されていた。
近くにいた他の生徒が異変に気づき、生徒が教諭を呼び、3人の教諭が駆けつけた時には、既に心肺停止状態だったと言う。教諭が119番と自動体外式除細動器(AED)による蘇生措置を続け、到着した救急に引き継いだ───。
しかし女子生徒は、翌日夜に死亡した。
大会は雨天中止の予定だったが、県立大宮高校は当日朝の天気予報を参考に実施を判断。大会開始の時点で、小雨が降っていたが強歩大会は決行された。
悲劇的な出来事は、偶然の産物ではありません。何んらかの連鎖的な出来事の結果です。
強歩大会での死亡事故は何故起こってしまったのか?
現時点で死因は病死と言う以外、詳細は分かっていません。
しかし報道の端々から、幾つかの原因が見えて来ます。 女子生徒は9月中旬にも強歩大会の練習中に倒れ、病院で診察を受けていますが、突然死を匂わせる心臓の異常はなく、低血糖、低血圧や貧血、体内ナトリウム濃度にも異常は無かったようです。
この時、当然、心電図検査も行われたと過程しての事ですが‥‥
心筋梗塞なら、胸の痛みを訴えるはずですが、そんな報道もありません。
突然死の最も大きな原因は、不整脈の、QT延長を伴う心室細動ですが、この時異常が無かったとすれば、何故、競歩の練習中に倒れたり、大会当日にも倒れてしまったのでしょう‥‥?
不整脈や心室頻拍や心室細動には、心臓に負荷がかかっていない場合、心電図に現れない場合があります。
平常時に心電図を取ると、正常な波形を示すため、異常なしと判断されてしまいます。
しかし、運動会やマラソン大会など、10代の児童・生徒にとって心臓に負荷の掛かる行事の場合、症状に現れない、心臓の規則的な収縮に必要なナトリウムやカリウムなどのイオンの流れに異常がある場合(QT延長症候群やブルガダ症候群など)にも、『心室細動』が生じる危険性があります。
運動と言うストレスなどで、脳から分泌される神経伝達物質ホルモン(カテコラミン)によって発症する、心室頻拍もあります。
心室筋に起因する不整脈の一種で、「カテコラミン感受性多型性心室頻拍(CPVT)」と呼ばれる症状で、血圧が下がり、めまいや失神などを起こし、時に心室細動や突然死につながります。
カテコラミン・ホルモンは、運動によって心臓に負荷が掛かった時に放出されるホルモンなので、平常時の心電図検査では異常が出ません。
この不整脈が潜伏しているかを知るには、カテコラミンを点滴しながら心電図を測るしか方法がありませんが、それ以外でも簡単な検査があります。
無論、今回の亡くなった女子生徒が、「カテコラミン感受性多型性心室頻拍(CPVT)」だったかどうかは分かりませんが、もし死因がCPVT心室細動によるものだとすれば、発症時点で血圧はほぼゼロになる為、5~15秒で意識が消失し、3~5分以内にAED(自動体外式除細動器)による救命が実行されなければ、死に至ってしまいます。
また3分以内に心臓マッサージをすれば、蘇生の成功率は上がりますが、低酸素脳症による脳後遺症が起こり、脳死になる可能性が高くなります。
今回、女子生徒と言う事で、周りにいた人達が直ぐさま心臓マッサージが出来たのか‥‥
AEDの使用は何分後だったのか‥‥
もし仮に、この女子生徒がCPVTによる不整脈が起こると分かっていれば、運動を控えるか、或いは心室細動がどこで再発した場合でも、確実に救命がなされるように植込み型除細動器(ICD)を留置する事が、突然死を回避する最も有効な手段となります。
心室頻拍や心室細動は、僅か数秒~数分で突然死する恐ろしい病気です。
脳への血流が途絶える為、救命しても脳死になる可能性が高く、何んの前触れもなく襲って来るので、スポーツ中に失神などで倒れた場合には、運動負荷心電図と言う運動をしてもらって測定する検査が、最も簡単な方法です。
PM(ペースメーカー)やICDは、心臓の動きに異常を感知すると、自動的に電気信号や電気ショックを行い、心筋の動きを正常に戻してくれます。
心室細動では数秒で脳に酸素がいかなくなるので、正に秒単位の救命医療機器と言えます。
ICDによって、多くの突然死を未然に防ぐ事が出来ます‥‥。
亡くなられた女子生徒の御冥福を心よりお祈り申し上げます。
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November 2, 2015, 1:36 am
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November 9, 2015, 7:01 am
バイエル薬品株式会社(本社:大阪府大阪市)は9月24日、経口抗凝固剤(選択的直接作用型第Ⅹa 因子阻害剤)「イグザレルト®錠(一般名:リバーロキサバン)」について、エコノミークラス症候群(急性肺動脈血栓塞栓症)に起因する、深部静脈血栓症(DVT)と肺血栓塞栓症(PE)の治療および再発抑制に対する適応追加承認を取得した。深部静脈血栓症(DVT)と肺血栓塞栓症(PE)は総称して『静脈血栓塞栓症(VTE)』と呼ばれ、一般に「エコノミークラス症候群」として知られる。
年間の死亡者数は欧州で50万人以上、米国で約30万人───。
これまで日本においては患者数が少ないと言われていたが、LCC便の登場や座席の狭小、頻繁に利用するビジネス客の増加で、中長距離便の利用客増に伴い増加傾向にある事が近年の研究で明らかになっている。今回、深部静脈血栓症(DVT)と肺血栓塞栓症(PE)について適応追加承認を取得した「イグザレルト®錠10mg/15mg」は、2012年4月に「非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症」の発症抑制で既に承認、販売されている薬剤です。
しかしこれまで、エコノミークラス症候群のような「静脈血栓塞栓症(VTE)」の治療には、急性期において、抗凝固剤の「ワルファリン」と抗血栓薬「へパリン」の2種が併用され、しかも個々人に必要な投与量をそれぞれ細かく用量調整したり、効果が現れるのに1週間ほどかかり、食事制限の必要があるなど、非常に煩雑でした。
勿論、国内にも新規経口抗凝固薬と呼ばれる「エドキサバン」と言う薬剤があるものの、急性期では「ヘパリン」等の治療を行った上で、切り替える必要があった。「イグザレルト®錠(一般名:リバーロキサバン)」の効能・効果追加承認に関しては、海外第Ⅲ相臨床試験、及び日本国内の肺血栓塞栓症(PE)患者と深部静脈血栓症(DVT)患者のそれぞれを対象とした2つの第Ⅲ相臨床試験のデータに基づき承認された。
その結果、日本人において血栓(血の塊まり)の退縮効果がある事。血が固まりにくくなる事で起こる重大な出血事象を、46%有意に減少させる事。
従来の2剤投与が、初期治療1日目から本剤のみの経口投与可能な、「シングル・ドラッグ・アプローチ」の有用性が示された事。
これらによって、患者の入院期間が短縮される事も示された。深部静脈血栓症(DVT)は超音波(エコー)検査で発見出来ますが、
急に立ち上がったり歩いたりする事で、血栓(血の塊まり)が肺に到達・・・。
肺血栓塞栓症(PE)を引き起こし、呼吸困難などの症状が現れます。 しかしエコノミークラス症候群は、予防出来る疾患あり、長時間足を曲げた姿勢で過ごす場合は、足先を動かしたり、長時間ドライブなどでは一定時間置きに休憩を取り、足伸ばしをするのが良いでしょう。
しかし同じような病態の下肢静脈瘤では、全く症状が違います。
もしあなたの足に次のような症状があった場合、静脈瘤の疑いがあります。
足の表面にあるたくさんの静脈(表在静脈)が拡張し、蛇行屈曲して浮き出た状態で、一晩寝ると朝には消失している事がほとんどです。
下肢静脈瘤は残念ながら完治する事はありません。
急性肺動脈血栓塞栓症やDVT、PEと違い、直接、生命に危険が及ぶ事はありませんが、翌朝もむくみが取れない、血管が青く表層に現れたままなどの場合は、一度内科医の診察を受ける事をお勧めします。
深部静脈血栓症が潜んでいるかもしれませんから・・・。
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November 16, 2015, 5:23 am
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November 25, 2015, 4:33 am
性感染症の「梅毒」に感染した患者の報告が、今年は10月の時点で、既に昨年1年間の患者数を超え、現在の調査方法になった1999年以降で最多となった事が、国立感染症研究所のまとめで分かった───。
2014年12月29日~2015年10月25日までで「梅毒」患者は2,037人を数え、特に若い女性での増加率が高く、20~24歳女性で昨年同時期の2.7倍に上っていると言う。
危惧されるのは、若い女性の患者が増えている事で、妊娠中に感染すると、胎盤を通じて胎児に伝播される「梅毒トレポネーマ」により引き起こされる「先天梅毒」に胎児が感染する事。
梅毒は「梅毒トレポネーマ」という細菌に感染して発症する。
長さは6~20マイクロメートル(µm)
「先天梅毒」は、妊娠前期では皮膚病変,リンパ節腫脹,肝脾腫,発育不全,血液の混入した鼻汁,口周囲の割れ目,髄膜炎,脈絡膜炎,水頭症,痙攣,精神遅滞,骨軟骨炎,偽性麻痺。
妊娠後期に感染すると、ゴム腫性潰瘍,骨膜病変,麻痺,癆(ろう=脊髄梅毒症),視神経萎縮,間質性角膜炎,感音性難聴,歯牙奇形などの重い障害をもたらす多臓器感染症である。
昨年、「先天梅毒」と報告されたのは10例あり、死産や障害が報告された。
国立感染症研究所は、不特定多数の人との性的接触(性交渉)、コンドームの不適切な使用などが感染の危険性を高めるほか、免疫が得られない為に何度も感染する事を警告している。
「梅毒」は一度治癒しても、感染者との性接触で再び感染するため、感染が疑われたら早めに専門医を受診し、必要に応じて性行為のパートナーにも告知・受診を促すことを勧めている。
尚、梅毒は、梅毒血清反応が陰性であっても、梅毒に感染していないとは言い切れません。安易な検査薬ではなく、専門医による梅毒トレポネーマの細菌検査が必要です。トレポネーマが死滅するまで治療が必要になります。
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November 28, 2015, 12:41 am
発表 : 消費者庁公式プレスリリース
http://www.e-expo.net/pdf/news2015/20151126_caa.pdf
消費者庁は、浄水器及び磁気通水装置等の訪問販売業者である株式会社JSK(大阪市中央区久太郎町一丁目、代表取締役:金井賢治、資本金:300万円、設立:平成27年5月1日)に対し、平成27年11月25日、特定商取引法 第8条第1項の規定に基づき、平成27年11月26日から平成28年2月25日までの3か月間、訪問販売に関する業務の一部(新規勧誘、申込、受付及び契約締結)を停止するよう命じました。■ 認定した違反行為は以下のとおりです。
(1)株式会社JSKは、本件浄水器関連商品の販売が目的であるにも関わらず、勧誘目的及び商品の種類を明らかにしないまま、「磁気通水装置のメンテナンスに伺います。」等と告げて、過去に消費者が他社から購入した浄水器等の点検を名目に、消費者宅を訪問し、点検中又は点検後に本件浄水器関連商品の勧誘を行っていました。(勧誘目的等不明示)
(2)株式会社JSKは、消費者宅を訪問し、本件浄水器関連商品に係る契約の締結について勧誘をするに際し、「お金がない。半年に1回、フィルターを替えてもらってるから、それで間に合うんじゃないか。」などと、消費者が本件契約を締結しない旨の意思を表示したにもかかわらず、引き続き勧誘を続けていました。
(3)株式会社JSKは、消費者に対し、磁気通水装置に係る契約の締結について勧誘をするに際し、「水の中の不純物を集める。」「水がきれいになります。」「サビが入らないようになります。」など、当該商品にない性能を告げて勧誘していました。(商品の性能に関する不実告知)
消費者庁によると、株式会社JSKは、水道管の外側に取り付ける機器を「磁気通水装置」と呼び、「水の中の不純物をとる」「さびが入らないようになる」など、虚偽の効能を説明して、1台約40万円で販売。
今年5月に会社を設立してから3カ月で、404件計1億3700万円を売り上げていた。株式会社JSKは朝日新聞や日本経済新聞の取材に対し、「回答できる担当者がいない」として違反事実について見解を示していない。
磁気を利用した浄水装置は以前、水道水の化学物質を除去するという触れ込みで販売されていた。
国民生活センターは2008年に「効果はない」と発表しており、今回販売していた製品のメーカーも不純物除去機能については謳っていないと言う。
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November 28, 2015, 8:30 am
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December 6, 2015, 6:30 am
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December 13, 2015, 12:12 am
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December 18, 2015, 5:01 am
大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区)は12月7日、同社が2006年より国内で販売している抗精神病薬「エビリファイ」(一般名:アリピプラゾール)の、“小児期の自閉症における自閉性障害に伴う興奮性に対する効能・効果”で、追加申請と小児用として「エビリファイ錠1mg」の国内剤形追加販売承認申請を行ったと発表しました。国内で販売されている抗精神病薬「エビリファイ」。
最も少容量で3mgと小児用には高容量のため適さない。 「エビリファイ」は、大塚製薬が創製し開発した「統合失調症及び双極性障害における躁症状の改善」を効能・効果とする薬剤で、ドパミンD2受容体パーシャルアゴニスト作用を有する非定型抗精神病薬です。
本剤はドパミン活性が過剰である場合はその状態を抑制し、逆にドパミン活性が低下している場合にはその活性を増加させるという作用を持っています。米国で販売されている「エビリファイ」。
最も少容量で2mgとなっている。 自閉症は脳の発達・成熟が障害されることにより、心を通わせることが不自由になる、3歳までに発症する神経発達の病気です。小児の0.1~0.2%に見られ、10,000人に対して2~20人の有病率で、日本の患者数は約21,000人と報告されています。
ハッキリした原因は分かっていませんが、遺伝的な要因によって、脳の構造や機能に異常が生じる病気と考えられています。
環境要因も発症に関係しますが、親の育て方が自閉症の発症の直接的な原因ではありません。自閉症には様々な病態があり、それによってアスペルガー症候群、高機能自閉症、広汎性発達障害などと呼ばれていますが、症状の度合いが違うだけで、「興奮性」があれば、これらは全て『自閉症における自閉性障害』の治療薬対象となるでしょう。
「自閉症障害に伴う興奮性」は、
特に外出時などに、突然泣き叫んだり、大声を上げたりして、
周囲からじろじろ見られる事で、外出を敬遠したり
行動が萎縮したりと、患者にも家族にも負担となっています。
更に厄介なのは、攻撃性や自傷行為などの興奮性、常同行動、強迫行動など様々な行動障害を伴う事です。
中でも中等度から重度の興奮性は、患者の20%程度に見られるとの報告があり、患者本人及び家族に重大な影響をもたらす場合もあります。
『自閉性障害に伴う興奮性』の原因は特定されておらず、日本では1982年に定型抗精神病薬が自閉性障害の異常行動などに対して承認されましたが、副作用が多い事から小児の患者に使用する上で安全性の問題を抱え、より忍容性の高い、非定型抗精神病薬の早期の適応取得が望まれていました。自閉症児の脳の機能性比較MRI画像。
脳の機能的な活動を比較すると、
正常な脳の前頭葉内側(黄色いライン)に活動域が見られるが、
自閉症児では、活動の欠如が見られる。 「エビリファイ」の“自閉性障害に伴う興奮性”に対する効能・効果では、米国で2009年11月に、小児(6~17歳)の患者に対して本剤の承認を取得。
日本では、2011年に日本小児心身医学会、日本小児精神神経学会、日本小児神経学会の3学会より、『医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議』に自閉性障害に伴う興奮性に対する開発要望が出され、2012年に大塚製薬は、厚生労働省より開発要請の通知を受けていた。
これを受けて承認申請に関する日本での臨床試験は、自閉性障害と診断され行動障害【=癇癪(かんしゃく)、攻撃性、自傷行為、又はこれらの複合行為】のある“興奮性を伴う自閉性障害”の患者(6~17歳)を対象に実施され、本剤の有効性及び安全性が証明されました。
「エビリファイ錠1mg」は、非定型抗精神病薬であり、これまで使われて来た従来型抗精神病薬と異なっている点が多く、特に錐体外路症状(手が震える、体が硬くなる等)の副作用が少ないという特徴があります。
この薬剤が承認され、未だ治療の課題を抱えた多くの患者や家族の一助になる事を期待します。
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December 23, 2015, 12:40 am
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厚生労働省は1月8日、化学及血清療法研究所(化血研、本社:熊本市北区)に110日間(1月18日から5月6日まで)の業務停止命令を出した。
年明けまで厳しい行政処分が延びたのは、血液製剤の中で在庫不足が見込まれる3種類の製剤について、厚生労働省の「薬事・食品衛生審議会血液事業部会運営委員会」が6日、約8000本の出荷を認める案を了承し、この分は化血研への指示事項として、記録を保存することや出荷後の副作用の情報収集を徹底する事などを徹底するよう盛り込まれ、この結論を得て、1月8日、業務停止命令を発動した。
●出荷対象血液製剤本数(出荷を認める本数7973本)
▽献血グロブリン注射用(乾燥ペプシン処理人免疫グロブリン)2573本
▽乾燥濃縮人血液凝固第VIII因子2800本(コンファクトF 1000単位)
▽乾燥濃縮人血液凝固第IX因子2600本。(ノバクトM)
上記のいずれの製剤も、在庫の本数が限られており、献血グロブリン注射用は1月下旬、コンファクトFとノバクトMは3月下旬には在庫がなくなる恐れがあった為の処置。
化血研の血液製剤を巡っては、約40年にわたり、承認されていない方法で製造。
厚生労働省の立ち入り検査などで、承認書に記載の無い抗凝固剤の添加といった、不正製造の実態が明らかになったほか、虚偽の製造記録を作成するなど、国の査察に対する隠ぺい工作が常態化していた事も判明している。
厚生労働大臣の塩崎恭久氏は1月4日の閣議後の記者会見で、この問題について、「組織的な欺罔(ぎもう)あるいは隠蔽をかなりの長期にわたって続けており、医薬品の製造許可を取り消すに値する事態だと認識している」と見解を述べていた───。今回の処分により、化血研は処分期間中、同社が製造販売する医薬品の製造・販売を停止する。但し、患者に与える影響を鑑み、代替製品のない血液製剤8製品とその他ワクチンや抗毒素製剤など19製品は処分の対象外(業務停止除外品目)として製造・販売を継続する。
処分の対象外となる医薬品は以下の通り。
●血液製剤
・乾燥濃縮人活性化プロテインC
・乾燥スルホ化人免疫グロブリン
・乾燥濃縮人血液凝固第X因子加活性化第VII因子
・乾燥濃縮人血液凝固第IX因子
・生体組織接着剤
・ヒスタミン加人免疫グロブリン(乾燥)
●ワクチン製剤など
・インフルエンザHAワクチン
・沈降精製百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオ(セービン株)混合ワクチン
・組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)
・乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン
・乾燥組織培養不活化A型肝炎ワクチン
・乾燥組織培養不活化狂犬病ワクチン
・乳濁細胞培養インフルエンザHAワクチン(H5N1株)
・乳濁細胞培養インフルエンザHAワクチン(プロトタイプ)
・沈降インフルエンザワクチン(H5N1株)
・乾燥細胞培養痘そうワクチン
・沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン
・乾燥はぶ抗毒素
・乾燥まむし抗毒素
・乾燥ガスえそウマ抗毒素
・乾燥ジフテリアウマ抗毒素
・乾燥ボツリヌスウマ抗毒素
・乾燥ボツリヌスウマ抗毒素(E型)
・ペントスタチン
・メカセルミン(遺伝子組換え)
その他、除外品目以外の業務停止対象品目について厚生労働省は、業務停止期間中に医療機関から供給要請があった場合は、事前に厚生労働省の了解を得た上で出荷し、緊急の場合は必要量を出荷した後に、速やかに報告するよう求めている。
また、厚生労働省は1月8日、化血研が熊本県公安委員会へ届出をせずに、二種病原体等であるボツリヌス毒素を事業所外に運搬していた問題についても、再発防止を徹底するよう求める行政指導を行った。今回の血液製剤の不正製造によって、これらの製剤が献血から作られている事を考えると、非常に悪質で欺瞞としか言いようがないが、これがある種、独占企業だったと言う事から、40年以上に渡って不正が続けられてきた。
しかし、この不正製造が明るみになるきっかけが、厚生労働省への内部告発だった───。
昨年5月、匿名の投書が厚生労働省に届いた。
化血研の職員を名乗り、国に承認された方法とは異なって、添加物を無断で加えていた事など法令違反をしている事が書かれており、「心が痛む」と綴られていた。
この情報をもとに、厚生労働省は抜き打ちで調査を実施。40年以上に渡って欺き続けて来た不正が明らかになっていった・・・。
今回の厳しい御沙汰は、過去、前例が無い程、重いお裁きとなった。
この人物には、自分の処遇が窮地に立たされようとも、人命を預かる化学者としての誇りと、製造者としての不条理に直面し、やりきれない思いを抱えていたのかも。
病の人の血なり汗となる、命の血液製剤を作る者として、企業ぐるみの不正体質を看過できなかった・・・。
こういう人物が、40年と言う時間の果てに、ようやく現れてくれた事に、奇跡を感じてしまうのだ。
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January 15, 2016, 7:35 am
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January 20, 2016, 3:30 am
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January 26, 2016, 6:47 am
アステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区)とアステラス・アムジェン・バイオファーマ株式会社(本社:東京都千代田区)は1月22日、小児慢性特定疾患の難病である家族性高コレステロール血症治療薬「レパーサ®皮下注(一般名:エボロクマブ(遺伝子組換え))」について、厚生労働省より製造販売承認を取得したと発表しました。
「レパーサ」は、ヒトIgG2モノクローナル抗体で、ヒトプロタンパク質転換酵素サブチリシン/ケキシン9型(PCSK9)阻害薬として、国内初となる薬剤である。欧州で既に承認されている「®Repatha(レパーサ皮下注)」 「家族性高コレステロール血症」は、生まれつき血液中の悪玉(LDL)コレステロール(-C)が異常に増えてしまう病気で、通常、LDL-Cは肝臓の細胞表面にある、LDL受容体と呼ばれる蛋白によって細胞の中に取り込まれ、壊されますが、家族性高コレステロール血症では、LDL受容体の遺伝子や、これを働かせる遺伝子に異常があり、血液中の悪玉コレステロール(LDL-C)が細胞に取り込まれず、血液の中に溜まってしまう病気です。
家族性高コレステロール血症は、
血中コレステロールを分解するLDLRがPCSK9と結合する事で
LDLRのリソソーム分解を過度に促進してしまう。
その結果、LDL受容体も分解され、肝臓の分解能力が低下する。
家族性高コレステロール血症には、LDLがほとんど代謝されない「ホモ接合体」と、健常人の半分程度代謝される「ヘテロ接合体」があり、「ホモ接合体」は父親・母親の両方にLDL受容体異常の遺伝子がある場合で、「ヘテロ接合体」はどちらか一方のみに異常が認められる場合に呼ばれる。
家族性高コレステロール血症の患者は、日本では約500人に1人の割合で発症すると言われていますが、この病気に関わる新しい遺伝子が見つかって来ており、それより多いと考えられています。
また成人以降の、高コレステロール血症(または高脂血症)の患者は、188万人以上と推定されていますが、この場合は高カロリー食・高脂肪の食事・油っこい料理などが原因で、家族性高コレステロール血症の予備群と成り得ますが、自己改善が可能な為、「レパーサ®皮下注」の投与対象者は心筋梗塞その他、心血管系の病気の発現リスクが高く、他の薬剤(HMG-CoA還元酵素阻害剤スタチン)で効果不十分な場合に限るとある。これまで家族性高コレステロール血症の治療は、血清総コレステロール値(T-CHO)が生まれつき非常に高く、幼い頃から動脈硬化が進行して、小児期に心筋梗塞などの命に関わる病気を発症してしまう事から、HMG-CoA還元酵素阻害剤スタチンなどの脂質低下薬や、脂質異常症治療薬のエゼチミブ、プロブコールなどを使いますが、余り効果がなく、悪玉コレステロールを人工透析のように体外循環を用いて取り除く、「LDLアフェレシス治療」を4歳~5歳から一生続ける必要がありました。
治療の開始が遅れれば遅れるほど動脈硬化は進行し、予後は極めて不良となります。LDLアフェレシス治療は、
血液中から専用の装置を用いて悪玉コレステロールを除去する治療法。
重症の家族性高コレステロール血症の患者に行われる。 「レパーサ®皮下注」は、国内初のヒトIgG2モノクローナル抗体で、「悪玉(LDL)」コレステロールと呼ばれる低比重リポタンパクコレステロール(LDL-C)を血中から取り除く、肝臓本来の働きを低下させる、ヒトプロタンパク質転換酵素サブチリシン/ケキシン9型(PCSK9)と結合して、低比重リポタンパク受容体(LDL-R)の分解が抑制され、肝細胞表面でのLDL-Rの再利用を可能とします。
その結果、血中LDL(悪玉コレステロール)を除去するLDL-R数を増加させ、LDL-C値を低下させる効果がある薬剤です。
効能・効果
■ レパーサ®皮下注の適用。
家族性高コレステロール血症、高コレステロール血症、但し、心筋梗塞や心不全など心血管系の病気の発現リスクが高く、HMG-CoA還元酵素阻害剤(スタチン)で効果不十分な場合に限る。
■ 用法・用量。
家族性高コレステロール血症へテロ接合体及び高コレステロール血症:
通常、成人にはエボロクマブ(遺伝子組換え)として140mgを2週間に1回、又は420mgを4週間に1回皮下投与する。
家族性高コレステロール血症ホモ接合体:
通常、成人にはエボロクマブ(遺伝子組み換え)として420mgを4週間に1回皮下投与する。効果不十分な場合には420mgを2週間に1回皮下投与できる。尚、LDLアフェレーシスの補助として本剤を使用する場合は、開始用量として420mgを2週間に1回皮下投与する事ができる。
■ 用法・用量に関連する使用上の注意。
HMG-CoA還元酵素阻害剤と併用すること。
[日本人における本剤単独投与での有効性及び安全性は確立していない。]
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February 1, 2016, 2:07 am
塩野義製薬株式会社(本社:大阪府大阪市中央区)とシャイアー・ジャパン社(Shire plc=本社:アイルランド、ダブリン/日本支社:東京都新宿区)は1月27日、共同で、小児期における*注意欠如・多動症(ADHD)治療薬「S-877503®」(グアンファシン塩酸塩徐放性製剤)について、日本国内での製造販売承認申請を行ったと発表しました。注意欠如・多動症(ADHD)治療薬「S-877503®」
(米国における製品名:Intuniv®)
(グアンファシン塩酸塩徐放性製剤) 「S-877503」は、2011年11月に塩野義製薬とシャイアー社との間で締結した、国内における共同開発・商業化に関するライセンス契約に基づき、小児期のADHD治療薬として共同開発が進められて来た。
欧米ではADHD治療薬として、種々の薬剤や剤型が承認、販売されているものの、日本国内においてADHDに対する適応が承認されている薬剤は2剤(ストラテラとコンサータ)のみに留まり、海外と比較して使用できる治療薬が少ないため、新たな治療薬が望まれて来ました。これまでADHD治療薬は2剤のみ承認されている。
ストラテラ(2009年6月薬価初収載)と、
コンサータ(2007年12月薬価初収載) 脳神経細胞と脳神経細胞との接続部をシナプスと呼ぶ。 新たに製造販売について承認申請が出された「S-877503」は、シナプスに存在する受容体を介してノルアドレナリン作動性神経を活性化する薬剤であり、前頭前皮質における後シナプス性α2A受容体の活性化作用により、ADHD症状を改善すると考えられている。
作用機序は、これまで国内でADHD治療薬として販売されている薬剤と異なる事から、ADHD患者への新たな治療選択肢となる事が期待されている。
シナプス間隔を介して、神経伝達物質を反対側のシナプス受容体に送る。
「S-877503」はこの作動性を活性化する薬剤。
注意欠如・多動症(ADHD)は、頻繁で激しい不注意、多動性および衝動性の3つの主症状によって定義される精神疾患で、これまでは小児期の疾患とされて来ましたが、近年では、症状が成人期になっても持続する場合があることが認められるようになりました。
ADHDは世界保健機関(WHO)においても疾患分類がなされており(IDC-10,2007)、世界での罹患率は5.29~7.1%、小児および18歳未満の青年では5%未満と推定されています。
発症要因は解明されていませんが、遺伝的要因と妊娠期の感染症や環境要因などが重なり発症すると考えられている。シャイアー社の成人用ADHD治療薬「Adderall®」 *注意欠如・多動症の表記について…
2013年5月28日、日本精神神経学会は米国精神医学会が発行した「精神疾患の診断と統計のためのマニュアル第5版(DSM-5)」に基づき、病名・用語において患者中心の医療が行われる中、児童青年期の疾患においての病名を変えることを提案しました。
旧病名がある程度普及している場合には、新たに提案された病名の横に併記する事とし、「障害」を「症」に変更する用語翻訳ガイドラインを公表した。
それにより、「注意欠如・多動性障害(ADHD)」は「注意欠如・多動症」へ。「限局性学習障害」は「限局性学習症」に。自閉症やアスペルガー症候群などを統一した病名の「自閉症スペクトラム障害」は「自閉スペクトラム症」とされた。
他にも、「パニック障害」は「パニック症」へ。「大うつ病性障害」は「うつ病(DSM-5)」に変更。更に、「性同一性障害」は「性別違和」とする事などが盛り込まれた。
これらに基づき本記事では、プレスリリースの病名をそのまま表記しています。
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